「英語を話せるようになりたい」と思いながら、何年も経っていないか？
- 英語が必要になる将来に備えたい
- 転職で有利に働くスキルを身につけたい
- 海外赴任や外資系企業への挑戦に向けて準備したい
そう思って参考書を買ったものの、結局、開かずに積ん読（つんどく）状態。
英会話スクールのパンフレットを見ては、忙しさを理由にスルー。
英語研修の案内が来ても、「今はそのタイミングじゃない」と先送り…。
──気がつけば、何年も英語から逃げ続けていた。
そんな自分に、嫌気がさしたことはないだろうか？
申し遅れました。
本記事の案内人、磯賀場 真我（いそがば まわれ）と申します。
かつて「使えないエンジニア」と揶揄された時期もあった私だが、
転職と海外赴任を経て、5年間で約600万円の年収アップを実現。
「もっと早く知っていれば…」と思う仕事のコツや、評価されるポイント、
遠回りのようで確実な「急がば回れ」の仕事術、年収を上げるために本当に必要な考え方と行動を伝えている。
以下の記事もあわせて読むことで、この記事や本ブログの主旨への理解がより深まるはずだ。
▶️ このブログの全体像（年収アップメソッドの概要）
▶️ 年収推移の実例（5年間で年収600万円アップの軌跡）
英語が話せない理由は「脳」が本気になっていないからだ
人間の脳は、“必要だと本気で感じたとき” に、初めてスイッチが入る。
言い換えれば、「英語を話さざるを得ない状況」に身を置くことが、最大のトリガーなのだ。
だから私は断言する。
英語を話せるようになりたいなら、まずは一人で海外旅行に行け。
旅は人を成長させると言うが、それは “脳を刺激する” という意味に他ならない。
異国の地でのやりとりが、あなたの脳に「これは本当に必要だ」と刻み込むのだ。
私もかつては「英語が苦手」だった
私は今でこそ海外赴任し、英語が職場の共通語だ。
だが、若い頃は英語に強いコンプレックスがあった。
「英語をやらねば」と思い、本を買ったが結局、そのまま本棚の肥やしになった。
そんな私の英語脳にスイッチが入ったのは、親を連れて行った海外旅行だった。
- チープな単語でも通じたときの喜び
- 簡単なことすら言えなかったときの悔しさ
それらの感情が、私の“脳”に英語を刻み込んだのだ。
そして、次の旅行が楽しみになり、自然と英語を話したくなった。
英語を話せるようになりたいなら「一人旅」が最強の環境だ
✅ やるべきこと
- フライトチケットを取ってしまう
弾丸トラベルではなく、最低でも4〜5日、できれば1週間。
予約してしまえば、脳が準備を始める。 - 一人で旅する
日本人と行動すると、どうしても日本語になる。
自分を “英語しか通じない環境” に放り込め。 - 非ネイティブの外国人と行動するのはあり
英語が第二言語の人とのやりとりがベスト。
お互いに気を遣いながら伝え合う経験が、英語力の土台になる。 - Google翻訳を封印する
緊急時以外は使わない。言葉に詰まる経験こそが、成長の種。
レストランでメニューを見て何をたのめばいいか分からなかったとしても、その単語からどんな料理かを想像してみる。
洞察力、推察力のトレーニングだ。これは、会話の中でも重要になってくる。
そして、分からなければ店員に聞くようにする。おすすめを聞いても良い。
こうすることで、話しかける勇気がつき、話す練習にもなり、脳は刺激される。
❌ 絶対に避けるべきこと
- 英語が得意な友達と一緒に行く
- 現地で日本人とつるむ
- 日本人向けパッケージツアーで行く（現地の現地ツアーはOK）
このような環境では、あなたは “ただのついていく人” になる。
英語力は一歩も前に進まない。
本当の目的は「英会話力」ではない
当たり前だが、1週間の海外旅行で、英語がペラペラになることはない。
だが、目的はそこではない。
本当の狙いは、「脳を英語モードに切り替える」ことだ。
- 英語は完璧じゃなくても通じる
- 外国人との会話は、意外と楽しい
- 下手でもいいから、伝えたいという気持ちが大事
この “気づき” こそが、あなたを変える。
それは、机の上の勉強では得られない感覚である。
メモを取れ。経験を記録せよ。
- 聞き取れなかった英語 → 英語でメモ
- 言いたかったのに言えなかったこと → 日本語でメモ
あとで調べればいい。
それが、あなたの血肉になる。
どの国が英語脳を刺激してくれるのか？
「英語を話したい！」というスイッチを入れるには、英語が公用語として使われ、かつ治安が安定している国が理想だ。
とはいえ、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアといった王道は、予算や距離の面でハードルが高い。
そこで、まずは以下のアジア圏をおすすめする。
✅ おすすめの国（アジア）
シンガポール
- 公用語の一つが英語（標識・放送も英語が基本）
- 治安が良く衛生的、初心者でも安心
- 多民族国家で国際的なコミュニケーション環境
マレーシア
- 日常会話で英語が通じる（教育制度に組み込まれている）
- 物価が安く、滞在費も抑えやすい
- ローカル市場やフードコートで実践的な英語が使える
❌ おすすめしない国
韓国（ソウルなど）
- 観光地では日本語もかなり通じる
- 日本人観光客が多く、日本語の看板や会話が耳に入る
- 英語を使わずに旅行できてしまい、脳にスイッチが入らない
一方、日本人がいない田舎町では、今度は英語自体が通じにくい。
つまり、日本語の誘惑と英語の壁の板挟みになるのが韓国旅行のリスクだ。
まとめ：旅は、英語学習のスイッチを入れる最高の方法だ
- 海外旅行で脳に「英語の必要性」を叩き込め
- 英語上達の第一歩は、“恥”と“悔しさ”を体感すること
- 一人旅でこそ、脳が目覚め、英語力が育つ
- 小さな成功体験が、あなたの人生を変える
言語はツールである。そして、ツールは“使ってこそ”磨かれる。
「話さざるを得ない環境」に自らを追い込むこと──それが、英語上達の最短ルートである。
📢 磯賀場 真我からひと言
覚悟とは、航空券を買うことである。
脳が本気になるのは、「逃げ場がない環境」に放り込まれたときだ。
英語を話したいなら、まずは“飛ぶこと”だ。
行動こそ、最大の学習である。
健闘を祈る。