
以前、同じグループの先輩が若手社員に語っていた。
「最近は大変だよね。残業したくってもできない。会社が許可してくれない。
俺が若いころは、深夜まで仕事することも多く、そのおかげで、たくさん試行錯誤ができ、勉強できて、スキルや知識を上げることができたけどね~。
今はそれができないからな~」
私も、そっち世代の人間なので、言いたいことは痛いほど分かってしまった……
申し遅れました。
本記事の案内人、磯賀場 真我(いそがば まわれ)と申します。
かつて「使えないエンジニア」と揶揄された時期もあった私だが、
転職と海外赴任を経て、5年間で約600万円の年収アップを実現。
「もっと早く知っていれば…」と思う仕事のコツや、評価されるポイント、
遠回りのようで確実な「急がば回れ」の仕事術、年収を上げるために本当に必要な考え方と行動を伝えている。
以下の記事もあわせて読むことで、この記事や本ブログの主旨への理解がより深まるはずだ。
▶️ このブログの全体像(年収アップメソッドの概要)
▶️ 年収推移の実例(5年間で年収600万円アップの軌跡)
本気で年収を上げたいなら、何をすべきか?
「今の給与に満足できない」
「将来の収入をもっと伸ばしたい」
そう考えているなら、今すぐに意識すべきことがある。
それは、「仕事を持ち帰ること」である。
変わる労働環境と“学習時間の不足”という課題
昔は、残業も含めて「勉強の時間」だった。
今は働き方改革により、その時間が削られている。
✅ 定時内で終わる業務量ではない
✅ 経験の浅い若手社員ほど学ぶ時間が不足する
✅ 1万時間の法則を考えると、スキル獲得までの期間が延びる
たとえば…
- 1日8時間 × 月20日 × 12ヵ月 = 年間1920時間
→ これでは一流になるのに5年以上かかる。 - かつては年間2500〜3000時間働けた
→ 同じスキルを3~4年で習得できた
現在は年間2000時間以下で働く人も多く、
スキルの成長速度が確実に落ちている。
だからこそ、自主的に学習時間を補う行動が必要なのだ。
仕事を持ち帰るメリット:成功者がやっている“影の努力”
誤解してほしくない。
「仕事を持ち帰る=無理して働く」ではない。
大切なのは、“自分のため”の時間を使うという意識だ。
仕事を持ち帰るべき理由
- ✔ 定時内で終わらなかった業務の補完(経験値アップ)
- ✔ 今すぐ必要ではないが重要な知識の習得(将来の武器)
- ✔ 市場価値を高めるスキル習得(転職・昇進につながる)
具体例:
- ✅ 営業職 → 競合調査、提案資料の改善
- ✅ エンジニア → スキルアップ、最新技術の学習
- ✅ マーケター → データ分析、SEO学習
「今をこなす」ための努力ではなく、
「将来に投資」する時間を持つことが年収を変える。
「仕事を持ち帰るのは無理」…本当にそうか?
「情報漏洩になる」
「会社のPCを持ち帰れない」
そう言って、何も行動しないのはもったいない。
会社PCがなくてもできること
- ✔ ネットで業務関連の情報をリサーチ
- ✔ 専門書や論文を読む
- ✔ ツールや資格の勉強を進める
成長する人は、常に「どうすればできるか?」を考えている。
高収入を得る人は“影で努力”をしている
思い出してみてほしい。
✅ 出世が早い上司
✅ 転職して年収を上げた先輩
彼らは、定時後や休日に「何もしなかった」人だろうか?
答えは「否」だ。
「定時後に自己研鑽する」ことが、
数年後の年収に大きな差を生む。
まとめ:年収アップの分岐点は“時間の使い方”
- ✅ 残業が減った今、自分の時間の使い方がカギ
- ✅ 自主的な学習でスキル習得のスピードが変わる
- ✅ 成功者は見えない場所で、必ず努力している
「なぜ同じ会社で働いているのに給料が違うのか?」
「なぜ定時で帰っているのに評価が高いのか?」
その答えは、「会社の外での時間の使い方」にある。
若いうちからこの習慣を身につければ、
後に大きなリターンとなって返ってくるだろう。
📢 磯賀場 真我からひと言:
1年後、5年後の年収を決めるのは、今日からの時間の使い方 だ。
今、楽をするのか?
将来のために今の時間を使うのか?
あなたは、どちらの道を選ぶだろうか?
健闘を祈る。