【英会話上達の極意】知らない単語は“聞き流せ”──二八の法則で身につく本物の会話力

【英会話上達の極意】知らない単語は“聞き流せ”──二八の法則で身につく本物の会話力

「えっと…今の単語、何だっけ?」で会話が止まる人へ

英会話の練習や英語会議で、知らない単語やフレーズに出会った瞬間、頭が真っ白になってしまった経験はないだろうか?

聞き取れなかった言葉が気になってしまい、思考が止まり、その後の内容がまるで入ってこない──これは誰にでもあることだ。

しかし、英会話が上手な人というのは、決してすべてを理解しているわけではない
彼らが持っている“隠れたスキル”こそ、「聞き流す力」である。


申し遅れました。
本記事の案内人、磯賀場 真我(いそがば まわれ)と申します。
かつて「使えないエンジニア」と揶揄された時期もあった私だが、
転職と海外赴任を経て、5年間で約600万円の年収アップを実現。
「もっと早く知っていれば…」と思う仕事のコツや、評価されるポイント、
遠回りのようで確実な「急がば回れ」の仕事術、年収を上げるために本当に必要な考え方と行動を伝えている。
以下の記事もあわせて読むことで、この記事や本ブログの主旨への理解がより深まるはずだ。

▶️ このブログの全体像(年収アップメソッドの概要)
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聞き流すという技術──“保留”のススメ

全て聞き取らずとも、会話力は伸びる

ここで言う「聞き流す」とは、決して無視することではない。

  • 頭の中に“保留フォルダ”を作る
  • 重要そうなら、文脈の中で再び出てくるはず
  • 一度しか登場しないなら、大して重要ではない

つまり、「後から拾いに行ける」という前提で、会話の流れを止めないということだ。

むしろ、会話を止めてしまうほうが、相手との関係構築や意思疎通において大きな損失である。


日本語でも、実は聞き流している

「英語だから分からないんじゃない。日本語だって、分からないことはある。」
そう思ってみてほしい。

たとえば、日本語での会話でも──
・相手が早口だったり
・唐突な話題を振ってきたり
・専門用語を急に出してきたり

そんな場面では、正直なところ、分からなくても「とりあえず流しておく」ことも多いのではないだろうか?

実際、「あの時の“◯◯”って、こういう意味だったんだな」と、後から理解できた経験は誰にでもあるはずだ。

つまり、英語の会話も、それと同じように考えていい。

すべてをその場で100%理解する必要はない。
むしろ、「完璧に聞き取らねば」と思うほど、会話が止まりやすくなり、かえって伝わらなくなる。

重要なのは、分からなくても会話の流れを止めないこと。

英語でも日本語でも、本質は同じ。
聞き流し=恥ずかしいことではなく、むしろ自然な会話術なのだ。

英会話にも効く「二八の法則」

拾うべき2割を見極めろ

聞いたことがあるだろう。「パレートの法則」またの名を二八の法則

全体の成果の80%は、20%の重要な要素から生まれる。

これはビジネスの世界だけでなく、会話にも当てはまる。

  • 会話の中で本当に重要な内容は、実は2割程度
  • 残りの8割は、流しても問題ない

大事なのは、“聞き流す力” と “聞き逃さない力” の両立である。

分からない単語や言い回しだが、重要だと判断した場合は、もちろん躊躇なく確認する必要がある。


聞き逃さないためのヒントとは?

言葉より、”空気”を聞け

英語が苦手でも、「大事そうな雰囲気」は察することができる。

  • 相手の声のトーンが変わる
  • 表情が真剣になる
  • ジェスチャーが大きくなる

こうした“非言語のヒント”を頼りに、「今、大事なことを言っているぞ」というアンテナを張っておくことが肝要だ。
前述のように、何度も出てくる単語は重要だ。


応用:英会話も仕事も “成果を生む2割” に集中せよ

この法則は、英会話にとどまらず、仕事術にも通じる。

  • 成果を出す人は、注力すべき2割を見極め、そこに集中する
  • 評価されにくい人は、8割の雑務に追われて力尽きる

つまり、「どこに力を入れ、どこをスルーするか」の見極めが、会話力・仕事力の双方を決めるのだ。


まとめ:聞き流し力こそ、最強の英会話スキル

全てを拾うな。選び取れ。

✅ 会話のすべてを理解しようとする必要はない
✅ 知らない単語は一時的に保留し、会話の流れを止めない
✅ 二八の法則を意識し、重要な2割だけを確実に捉える
✅ 非言語情報も使い、「大事な場面」を察知せよ
✅ このスキルは、仕事における成果アップにも通じる


📢 磯賀場 真我からひと言:

会話とは、すべてを完璧に理解するものではない。
“流れ”を掴み、要点を拾えば、それで足りる。

すべて拾うな。選び取れ。
それが、会話におけるプロの作法だ。

健闘を祈る