暇な時間こそチャンス! 年収を上げる人の「見えない準備」とは?

暇な時間こそチャンス! 年収を上げる人の「見えない準備」とは?

「最近、仕事が暇だな…」と感じたことはないだろうか。
プロジェクトの狭間や、一時的な業務の谷間。その時間を「無風状態」としてやり過ごすのか、
それとも「次への投資時間」として活かすのか。

この選択が、数年後の年収やキャリアの明暗を分けることになる。

本記事では、筆者自身の実体験をもとに、“何もしない時間”“圧倒的な差を生む準備時間” へと変える具体的な考え方と行動を共有する。
暇な時間を有効活用したことで技術アピールにつながったリアルな事例も紹介しよう。


申し遅れました。
本記事の案内人、磯賀場 真我(いそがば まわれ)と申します。
かつて「使えないエンジニア」と揶揄された時期もあった私だが、
転職と海外赴任を経て、5年間で約600万円の年収アップを実現。
「もっと早く知っていれば…」と思う仕事のコツや、評価されるポイント、
遠回りのようで確実な「急がば回れ」の仕事術、年収を上げるために本当に必要な考え方と行動を伝えている。
以下の記事もあわせて読むことで、この記事や本ブログの主旨への理解がより深まるはずだ。

▶️ このブログの全体像(年収アップメソッドの概要)
▶️ 年収推移の実例(5年間で年収600万円アップの軌跡)


なぜ「暇な時間」がキャリアの転換点になるのか?

社会人生活を送っていれば、一時的に手持ち無沙汰な期間が訪れる。
プロジェクトの移行期、タスクの空白期間、または突発的な業務減少……。

そのような “暇な時間” こそ、他人と差をつける最大のチャンスである。

時間に追われないからこそ、普段後回しにしていたことに丁寧に取り組める。
期限がないからこそ、アイデアを形にするためにじっくりと試行錯誤できる。


私自身、何もアウトプットの義務がなかったある期間に、
趣味の延長で今の業務に応用できそうなモデル作成や仕様設計をコツコツ進めていた。

正式業務ではなかったが、定期的に上司にレビューしながら、あくまで“業務の一部”として形にしていた。

この取り組みが後に大きな価値を生んだ


数ヶ月の下準備が、海外赴任先での武器になった

そのときのアウトプットは、当時の部署では日の目を見ることはなかった。
しかし、1~2年後の海外赴任先で、当時作成していたモデルがそのまま役立つことに。

「過去の自分が用意してくれていて助かった」

本気でそう思った瞬間だった。

ゼロから資料や構想を作るのは、精神的にも時間的にも負荷が大きい。
だが、既に“たたき台”がある状態なら、心の余裕もスピード感もまるで違う。

さらに、それは単なる「準備」ではなく、自分のスキルを示すポートフォリオにもなった。
上司や現地メンバーからの信頼獲得にもつながり、結果として自分の地位を確立することができた。

つまり、不得意分野の業務を振られることなく、得意分野に集中可能な環境を得ることができたのである。


未来の自分に貯金するという発想

人は目の前の忙しさに翻弄されがちだが、むしろ “暇な時間” こそが勝負のときだ。
その時間を使って未来の自分に投資できるかどうか。
ここに、キャリアの分かれ道がある。

私が学んだことの一つは、若いころに同じグループにいた派遣社員から言われた一言だ。

「早く仕事を終わらせたいんです。余った時間で勉強したいから」

当時は衝撃だった。
時間ができたらダラダラ過ごすのが常だった私にとって、その発想は革命だった。

その人は、結果として派遣社員から大手企業へとキャリアアップを果たしていった。


まとめ:時間の使い方が、年収を決める

✅ 暇な時期こそ、スキルや知識を磨く最大のチャンス
✅ 自主的な取り組みは、将来の評価や武器になりうる
✅ 自分の未来に「時間を貯金」する意識を持とう
✅ 目先の退屈に流されるのではなく、未来への投資に目を向けよう


📢 磯賀場 真我からひと言:

暇とは、未来を仕込む余白である。
使い方を誤れば浪費となり、使い方を極めれば財産となる。

健闘を祈る